コメダHD(3543:東証一部)を地元民目線で考える
どうも、怒涛の忘年会3連チャンでお腹ぽっこり系ブロガーのブルーです。
今日は名古屋人に絶大な支持をされている株式会社コメダホールディングス(以外、コメダ)についてご紹介します。
コメダ公式サイトより
さて、私は大学生の頃から名古屋にいまして、大体10年位住んでいます。
いわゆるモーニング文化に象徴されるように名古屋の人は喫茶店が好きで、実際私も公私共によく利用しています。
コメダの魅力
あるコメダの店内風景
コメダの魅力はなんと言っても使いやすさ、居心地の良さにあると私は思います。
落ち着い木目調の内装に赤いソファー、中高年から若者まで幅広い年齢層が入りやすい雰囲気。
コメダは名古屋を中心にこれからも大いに支持されることでしょう。
独自性のある商品の開発も上場前から進めていた気がしますが、2016年に上場してからはその流れが加速してきているように感じます。
喫茶店ファンにはおなじみの小袋に入った豆菓子のパッケージも垢抜けて、季節ごとに違った絵柄を使っています。
2018年冬のパッケージ
投資対象としてのコメダ
PERやPBRといった指標からは割高のように見えます。
同じ業界のドトール(PER:13.33,PBR:0.89)やサンマルク(PER:16.10,PBR:1.11)等と比較しても、お値打ちとは思えません。
- PER...株価収益率、低い方が割安とされる。
- PBR...株価純資産倍率、1倍より低いと割安とされる。
コメダの配当利回りは予想値で2.35%で、株主優待は自社のプリペイドカード「KOMECA」に1000円のチャージが受けられます。
毎年2月と8月が権利確定月となっており、年間保有すると考えれば、利回りはなかなかのものです。
(数値はいずれも2018年12月21日時点)
コメダも他の銘柄同様、最近の相場の下げをモロに受けて値下がりしています。
今後の展開次第では優待・配当利回り重視の方は購入を検討しても良いのではないでしょうか。
個人的な感想
名古屋では昔ながらの小さな喫茶店がどんどん減っており、ドトールやスタバ等の大手チェーンでないと、なかなか生き残りが難しい時代になってきました。
正直な話、あと5年もすれば未だ頑張っている個人のお店も年老いた店主達が後継者がいないまま引退して、ほとんどが無くなるでしょう。
オシャレなカフェスタイルの店は流行り廃りが激しいですから、新しく出来ても大半は3年も生き残れません。
個人的には、コメダは名古屋的な要素を残しつつ、規模を拡大している他には無い存在です。
東証に上場した以上、どうしても短期的な成果を求められますが、頑張って欲しいところです。
ただ、愛はあるんだけど、どうしてもまだまだ割高な気がして買えないんだよなー( ̄▽ ̄;)
愛とは裏腹に、ずっとコメダ株の値下がりを待つ日々ですw