一流になるために最低限必要な勉強時間をしらべて計算してみた。
私は成功したいです。
好きな時に好きな場所に行け、好きなことができるようになる。もちろん、金銭的な裏付けがあったうえで。
少々、漠然としていますが、それが私の目指す成功です。
さて、成功するための秘訣に関しては意見がたくさんあると思います。
しかし、一流と呼ばれる人々が必ず行っている共通事項が存在します。
その一つが、その道に時間を大量に費やしているということです。
時間を使ったり、記事をたくさん書いた、というだけでは成功はできません。
むしろ、間違った方法を繰り返していた場合、失敗のほうが多くなることもあるようです。
しかし、勉強や練習の時間を一切かけずに成功した人がいないことも事実です。
たとえば、バレエダンサーにセルゲイ・ポルーニンという人がいます。
(ご興味のある方は、映画「ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣」をご覧ください。)
彼はその破天荒な言動と荒れ果てた私生活で有名でしたが、それでも練習には誰よりもひたむきでした。
今日は、使えば必ず成功できるわけではないが、使わないと成功できない「時間」について考えたいと思います。
目次
私のスケジュール
この話を考えるにあたって、一週間あたりに必要となる勉強時間の目安を調べました。
諸説ありますが、一流と呼ばれる人はおおよそ50~60時間は自分の技能に関する勉強(練習)時間として使っているそうです。
一日50時間を一週間で確保するためには、一日7時間以上が必要となります。
では、それをサラリーマンである私にあてはめてみると…
単位:h(時間) | ||||
---|---|---|---|---|
平日・ジムなし | 平日・ジムあり | 休日 | 備考 | |
仕事 | 9 | 9 | 0 | 実働8h、休憩1h |
移動 | 1 | 1 | 0 | |
ジム | 0 | 2 | 2 | |
睡眠 | 7 | 7 | 7 | |
勉強時間 | 7 | 7 | 7 | |
合計 | 24 | 26 | 16 | |
一日の残時間 | 0 | -2 | 8 | 24h - 合計 |
それぞれの予定を欲しい時間だけ入力した場合、上の表のようになります。
余裕時間はほとんどありません。それどころか、ジムに行く日にいたっては、時間がー2時間となっています。
また、この表には風呂や食事、買い物などの時間は含まれていません。
働きながら毎日7時間を確保することの難しさがよくわかります。
ご結婚されていたり、お子さんがいたら言わずもがなです。
次はより現実にそったスケジュールを組んでみたいと思います。
単位:h(時間) | ||||
---|---|---|---|---|
平日・ジムなし | 平日・ジムあり | 休日 | 備考 | |
仕事 | 9 | 9 | 0 | 実働8h、休憩1h |
移動 | 1 | 1 | 0 | |
ジム | 0 | 2 | 2 | |
睡眠 | 7 | 7 | 7 | |
食事、入浴など | 2 | 2 | 2 | |
勉強時間 | 5 | 3 | 13 | |
合計 | 24 | 24 | 24 | |
一日の残時間 | 0 | 0 | 0 | 24h - 合計 |
- 「平日・ジムなし」は週3日、1週間で勉強時間を合計15時間確保。
- 「平日・ジムあり」は週2日、1週間で勉強時間を合計6時間確保。
- 「休日」は週2日、1週間で勉強時間を合計26時間確保。
- 合計で週47時間が確保できる計算となる。
これでも若干足りませんが、週47時間、約50時間の確保ができます。
ジムや睡眠時間を削って時間を確保することもできますが、コンディションを整えるためにも十分に確保したいところです。
改めて考えると、休日は本当に貴重ですね。
休日がなければ、仕事以外の活動に費やせる時間は本当に限られてしまいます。
今後、我々に必要となるスキル
ここまで考えて、私は自分がいま何を優先して身につけるべきか気が付きました。
それは、タイムマネジメントです。
週50時間以上の勉強時間を安定して確保するためには、決まった予定を時間通りにこなす必要があります。
特に仕事は一日のうちの多くを占めます。毎日残業までしていたら、とても夢のための時間は確保できません。
限られた時間の中で、必要な成果を出せるように工夫しましょう。
私も拙いながら、TODOリストやチェック表などのツールを使って自分の作業をコントロールしようとしています。
一万時間の法則
参考となるお話がもう一つあります。それは「一万時間の法則」です。
イギリスのマルコム・グラドウェルという人物が提唱した法則で、特定の分野において一流になるためには一万時間の訓練が必要となるというものです。
これを先ほどの一週間あたり50時間勉強するという話にあてはめると、おおよそ4年かかる計算です。(50時間×一年は52週間=年間2,600時間)
4年のあいだ歯を食いしばって頑張れば、道は開けるかもしれません。
しかし、ただ単純に続けていれば成功できるわけでもないというのが、この法則の厄介なところです。
例えば、私は社会人を10年以上やっていますが、毎日仕事に行っているにも関わらず、いまだに一流になれません。
だからこそ、最近になってようやく一念発起したわけですから…。
自分のやっていることに対する定期的なフィードバックは必須です。
まとめ
いかがだったでしょうか。やはり成果を出すにはそれなりの対価が必要となります。
成功者がよく言っている「成功するためには自分を追い込まなければならない」ということの意味が分かった気がします。
1日は絶対に24時間しかない。これだけは本当に平等です。
私はこれまでダラダラ生きてきたので、現在の習慣を変えることはなかなか難しいと思います。
しかし、明るい未来を勝ち取るには貴重な時間かき集め、本来使うべきことに1秒でも多く投入するしかありません。
皆さんもご自分の日常を見直し、本当にやるべきことにあてる時間を確保しませんか?
一緒に頑張りましょう!