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【昭和45年~昭和54年】映画館勤務の私が選ぶ昭和のおすすめ映画紹介(洋画編)

この記事では映画館に勤務する私が選んだ、昭和のおすすめ映画を紹介します。


どれも実際に見ましたが、古いからと言って侮れない個性あふれる作品ばかりです。


今回は昭和45年から昭和54年までの間に日本で公開された洋画編です。
(西暦では1970年代)


「古い映画はどうも…。」、「名前は知っているけど、見たことないや。」という方は、この機会にぜひご覧ください!



【注意事項】

  • 以下の映画の公開日は、日本での公開日を記載しております。
  • 作品の紹介内容にはネタバレを含む場合があります。
  • ジャンル分けについては、あくまで参考程度にお考え下さい。


目次

時計仕掛けのオレンジ

公開 昭和48年(1973年)
監督 スタンリー・キューブリック
ジャンル ドラマ、ミステリー
時計じかけのオレンジ - Wikipedia


人格破綻者の主人公と仲間のギャングたちは、近未来のイギリスで欲望と暴力の限りをつくしていた。

しかし、狂っていたのは彼らだけではなく、社会全体が矛盾と不条理の塊であるということが徐々に明らかになってゆく。

やったもん勝ち、正直者が馬鹿を見るというディストピアな世界観と、この作品の独特な表現は現代でもカルト的な人気を集める。


ディストピア…いわゆる理想郷(ユートピア)とは真逆の世界のこと。「199X年、世界は核の炎に包まれた。」で始まるアレもディストピアの一例。

燃えよドラゴン

公開 昭和48年(1973年)
監督 ロバート・クローズ
ジャンル アクション
燃えよドラゴン - Wikipedia

世界的な大ヒットを記録した、ブルー・スリー主演のカンフー映画。

この映画で彼の怪鳥音を知った人も多いのでは?ちなみにこのブログのURLは…。

なお、日本公開時の昭和48年12月にはブルー・スリーは既に亡くなっていた。


怪鳥音…「アチョー!」、「ホァタ!」などの格闘の時に発せられる独特の叫び声。

カッコーの巣の上で

公開 昭和51年(1976年)
監督 ミロス・フォアマン
ジャンル ドラマ
カッコーの巣の上で - Wikipedia


刑務所に行きたくなかったために、精神病者のふりをした主人公(ジャック・ニコルソン)が送られた精神病院が舞台。

誰よりも動物的に生きてきたはずの主人公が、仲間の患者たちに人間の尊厳を与えようと奮闘する。

最後の展開が非常に印象的な作品。見終わったとき、世の中なにが正しいのかを大いに考えさせられた。

スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望

公開 昭和53年(1978年)
監督 ジョージ・ルーカス
ジャンル SF
スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望 - Wikipedia

言わずと知れたSF映画の金字塔。あまりに多くの作品、人物に影響を与えている。

「スター・ウォーズ」という一大産業の始まりであり、当時としても時代のはるか先を進んでいたことが分かる。

なお、平成31年(2019年)12月20日にシリーズ第11作目「スター・ウォーズエピソード9(仮)」が公開される。

サタデー・ナイト・フィーバー

公開 昭和53年(1978年)
監督 ジョン・バダム
ジャンル ドラマ
サタデー・ナイト・フィーバー - Wikipedia

ある程度の年齢を越えた人なら、誰もが一度はこの映画の決めポーズをやったことがあるはず。(私もやりました。)

ダンスフロアで華やかな余暇を過ごしつつも、どこか大人になり切れず鬱屈とした主人公(ジョン・トラボルタ)の青春を描いた作品。

メインビジュアルやダンスシーンの派手さとは裏腹な、ほろ苦い作品。

マッドマックス

公開 昭和54年(1979年)
監督 ジョージ・ミラー
ジャンル ドラマ、アクション

マッドマックス - Wikipedia

近未来の荒廃したオーストラリアの路上を舞台に、危険なカーアクションが展開される。実際に制作中に死人が2人も出た。

平成27年(2015年)にシリーズ最新作「マッドマックス 怒りのデス・ロード」が公開されている。こちらもオススメ。

実はかなりの低予算で制作されており、興行収入と制作費の差の大きさはギネス記録に認定されている。






この記事は今後も随時更新していく予定です。