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鳥メロに行って感動したのでワタミ(7522:東証一部)の記事を書いてみた

年末はいかがお過ごしでしょうか?
ようやく御用が納まった系ブロガーのブルーです。

ワタミが経営する居酒屋「鳥メロ」に感動したので、ワタミの記事を書きたいと思います!

めっちゃ日本語うまいネパール人がいて、接客態度が素晴らしかってん…。しかも、多国籍のホールスタッフを上手いこと仕切ってる。もうね、1発でファンになるレベル。


鳥メロ公式サイトより。オトクッ!

外国人(労働者)が苦手って方は多いと思いますが、案外接してみるといい人も多いですよ?

私も痛い目を見たことが何回かありますが、彼らに共通する生命力の強さは見習いたいものです(´∀`)


名古屋駅の守護神「ナナちゃん人形」も弁天様コスプレで正月モード。

ワタミの事業概要

さて、ワタミは言わずと知れた有名な居酒屋チェーンですよね。「和民」の看板は駅前を歩いているとちょくちょく見ます。

私が今日行った鳥メロはワタミの比較的新しいスタイルのお店です。あとは「ミライザカ」って業態のお店もあります。

国内の居酒屋産業、宅食がワタミの事業の柱で、他には日本式(ワタミ式)居酒屋の海外進出や再生可能エネルギー等の環境分野にも事業を展開しています。

近年は介護事業にも進出していましたが、2015年にこちらは撤退しています。

当時ワタミは巨額の経営赤字を連続計上しており、事業の再編が必要であったため、損保ジャパンに介護事業を売却しました。(入居者が溺死する事件も起こったしね…)


ワタミ公式サイトより。「笑顔が好き」、僕も君の笑顔が好き。

ワタミの指標

日本は少子高齢化がガンガン進んでおり、団塊世代の現役引退や現役世代の給料が伸びないことから、居酒屋産業は相当に厳しい状況にあります。

ワタミもそのあおりをモロに受け、景気が良いとはお世辞にも言えない状況です。

2015年の赤字が特に厳しい。2016年に一時的に当期(純)利益が伸びているのは事業売却のためと思われる。

ワタミに投資する価値はあるのか…?

たばこ産業や石油メジャーのように、よほど現在の配当利回り企業価値に魅力が無い限り、ジリ貧の業界に投資する意味はありません。

ワタミは残念ながらそういったビジネスモデルにはないようです。成功した飲食店はブームに乗って急速に出店を広げ、売上を伸ばすことで規模を拡大します。

20年位前は凄かった。


それにより、株式上場→株価爆上げ の流れに乗れれば大儲けできますが、ワタミの出店ピークはとうの昔に過ぎています。

100株で3000円の優待券をもらうことに魅力を感じる方以外は積極的に買う株ではないのかもしれません。

ただ...

ワタミ自体は事業を既に再編成して、徐々に黒字化が進んでいます。最近は社員の待遇改善も同時並行で進めているらしく、大した営業努力です。

急成長によって日本のスター企業と呼ばれた時代を経て、今度はブラック企業の代名詞と呼ばれるようになり、今改めて生まれ変わろうとしているワタミ。毀誉褒貶が激しいですが、兎にも角にも生き残っています。

「復活企業」という言葉がありまして、赤字を連続で計上した企業が事業の再生に成功して黒字化することを言います。

ワタミはこのまま没落していくのか、それとも不死鳥の様に復活を遂げるのか!期待したいですね!