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トルコから来た兄弟分


人間の縁は不思議なもので、育った文化や年齢がまったく違っても仲良くなれる人がいます。

私の場合は特に自分より年上の方や外国から来た方との相性がいいようです。

そういった方は私が知らないことを知っていたり、何らかの自信があったりする場合が多いです。

ポジティブな意味で、私の態度も無意識のうちに変わっているのかもしれませんね。

ファーストコンタクト

冒頭の写真の彼は40代のトルコ人で、彼とは3年位の付き合い(断じてゲイ的な意味では無い)になります。

もともとは私の会社が入居していた大型ショッピングモールに、彼の務める店も入居していたことがきっかけです。

従業員用の食堂にマッサージ機が置いてあって、彼に使い方を教えたのが最初でしたね。

思い返すと、機械の使い方から外国人と仲良くなる可能性が私の場合は高い気がします。


【異文化交流】川崎でインド人に乾燥機の使い方を教えてもらった話 - 投資にも転職にも失敗した男が逆転を目指すブログ

外国人労働者は大変だよ…

外国人労働者は本当に大変です。

高度で特別な技能(ITとか法律とか)が無ければ、基本的には日本人があまり好まない仕事をしなければならないからです。

決してバカにする訳ではないのですが、誰が好き好んで外国に来てコンビニの店員や解体作業に従事したいというのでしょうか?

「自己責任」と言ってしまえばそれまでですし、知った上で働きに来ている人もいるので何とも言えませんが。

仲間を搾取するクズもいる

ただ、彼らの苦難は仕事だけではありません。時には頼るべき同郷人からも搾取されかねないのです。

私の兄弟分も同じトルコ人の社長に搾取されています。

給料は変わらないのに延々とサービス残業を強いたり、就労ビザの更新など役所関係の手続きが必要になる度に法外な手数料を彼に要求します。

そのくせ、自分は普段従業員を監視するモニタールームでふんぞり返って、時々バカンスに出かけては豪遊しているのですから救いようがありません。

しかし、そうした社長のもとで働くスタッフは、あるいは無知だったり、あるいは就労資格を握られていたりで簡単には逆らえません。

他の店に移籍するのも手ですが、コネや繋がりがものを言う世界であり、なかなかそれも難しいようです。

それでも陽気に働いてます


「hey brother ヒサシブリネ! how are you?」
毎回こんな感じで会う度に陽気に話しかけられます。

基本彼らにはバイタリティがあります。

背景はそれぞれでも、わざわざ外国に来て働こうと思うぐらいなのですから、当たり前かもしれませんね。

ネットワークの時代と外国人労働者

私は彼ら、日本人で働く外国人が好きですし、彼らにはもっと幸せに暮らして欲しいと思います。

外国人労働者については色々意見があることは承知です。

しかし、彼らが日本にポジティブなイメージや思い出を持ってくれれば、最終的に我々に利益をもたらすと思うのです。

今やTwitterなどのSNSによって、口コミは瞬時に世界を駆け巡りますからね。

それに仲良くなれば、日本にいながらにしてリアルな外国の話も聞けます。

結構我々日本人側も楽しめると思いますよ!